マイリーとおっぱいとぼく
いやーショックだった。
だってマイリー・サイラスだぜ?
知ったのは最近だったけど、ゴシップ性とかそういうの抜きにしてアルバムめっちゃかっこよかったのに。1月に聞いた瞬間、絶対自分のベスト・アルバム2016になると思った。
それがあっさりテリー・リチャードソンなんかに脱がされやがって。
ぼくは怒っている。悲しんでいる。僅かに勃起もしている。
今月のCandyの表紙を見た時は本当にびっくりした。
欲しい。めちゃくちゃ欲しい。値段を見た。9,000円もしやがる。
開いてみた。くそう、マイリー・サイラスのおっぱい以外見る価値もねぇ!立ち読みした。マイリー・サイラスのおっぱいを目に焼き付けた。なんでなんだ!
畜生!なんでアメリカ人はそんなに簡単に脱ぐんだ!
マイリーはロックなイメージを追いすぎてる!
そのショートカットも絶対Alysha Nettさん(クリック注意)意識だろ!おれ、アリーシャさん超好きだからわかるんだからな!
というわけでCANDYのマイリーの痴態が気になる人は『candy miley cyrus』とかで適当に画像検索してくれ僕はマイリーの最高のアルバム『Bangerz』(2013)のレビューを書く。
僕が感動したのはこの曲を一曲目に持ってきたことなんだ。
東方仗助風に言うなら、まさかって感じだがグッときたぜ。
普通ポップでノリの良いキャッチーな曲を一曲目に持ってくるもんだと思ってた。少なくともこのアルバムを聞くまでの僕のマイリー・サイラス像は、アリアナ・グランデ(My Everything)やテイラー・スイフト(RED)よろしく明るい曲で始まるもんだった。
これ、アルバムの曲を全曲聞いたらわかるけど、どっちかというとラストソング向けだぜ?
上手く伝えられないけど、それくらい衝撃的なことだった。
この曲を一曲目に持ってきたことが。なんてロックなんだと思った。
2016年最初の感動だった。
そんでお待ちかねの二曲目。この曲が目当てで手に入れたアルバム。一曲目に続き間髪入れずこの曲を持ってきて、もう僕はこの曲を聞き終わるころにはすっかりマイリー・サイラスのファンになっていた。選曲っていうの?曲順の選定がうますぎる。
この後もいい曲多いんだけど、このあとはマイリー・サイラスのイメージ通りの曲なんだよな。このアルバムを聞くまで思ってたマイリー・サイラスのイメージ想定内。
そんでおっぱいもまぁ、想定内なんだよな。
僕ににとって最高だった瞬間はアルバムを手に入れて、一曲目のAdore Youを聞いた瞬間で、そういう感動をさせてくれるアーティストって最近は少なくなったなぁ。
僕はプリンスが死んだ翌日に、なんて汚い記事を書いているんだ。